【株式市場】好業績株や薬品株など人気化し日経平均は後場99円高まで上げ3日続伸

2019年10月23日 15:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2625円38銭(76円48銭高)、TOPIXは1638.14ポイント(9.54ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億8961万株

 10月23日(水)後場の東京株式市場は、12時30分に業績予想の増額修正を発表した日東電工<6988>(東1)が一段高で始まり、日本電産<6594>(東1)は業績回復期待などでジリ高を継続。13時に業績予想の増額を発表した中越パルプ工業<3877>(東1)も一段高。日経平均は5円安で始まったあと徐々に底堅くなり14時半頃に99円91銭高(2万2648円81銭)まで上げた。大引けも堅調で3日続伸となった。

 後場は、日本ケミファ<4539>(東1)が1滴の血液で短時間に多項目の診断を可能とする技術を共同開発との発表を受けて14時過ぎから急伸しストップ高となり、エーザイ<4523>(東1)は引き続き買い気配のままストップ高。キーウェアソリューションズ<3799>(東2)は業績拡大傾向への期待が再燃とされて一段ジリ高。アプリックス<3727>(東マ)はWiFi新サービス開始やネスレ日本のコーヒーマシンに関するスマホアプリが言われて活況高。大手海運株もジリ高。

 東証1部の出来高概算は11億8961万株(前引けは5億8677万株)、売買代金は2兆1526億円(同1兆582億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1531(同1121)銘柄、値下がり銘柄数は535(同915)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、医薬品、非鉄金属、鉱業、その他金融、陸運、証券・商品先物、倉庫・運輸、ゴム製品、機械、銀行、食料品、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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