新興市場銘柄ダイジェスト:ビープラッツが急反発、ポートはストップ高

2021年11月25日 16:16

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記事提供元:フィスコ


*16:16JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ビープラッツが急反発、ポートはストップ高
<9253> スローガン 1522 +0公開価格(1200円)を50%上回る1800円で初値を付けた。会社設立は05年10月24日。主な事業は新産業領域向け求人プラットフォーム「Goodfind」を活用した新卒採用支援サービスの運営。22年2月期の営業利益予想は前期比4.3倍の1.82億円。キャリアサービス分野が学生向けを中心に伸び、大幅増益となる見込み。初値形成は好調だったが、早い段階で値を崩すと、引けまで売り優勢で下落が続いた。

<4412> サイエンスアーツ 5250 +0上場2日目で公開価格(1710円)の2.66倍となる4545円で初値を付けた。デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を手掛ける。22年8月期の営業損益予想は0.91億円の赤字だが、大型案件の交渉が順調で、売上高は前期比13.2%増の4.14億円に拡大する見込み。初値形成後買いが優勢となり、値幅制限いっぱいまで買われた。

<7047> ポート 1566 +300ストップ高。マッチングDXメディアを運営するINE(東京都豊島区)の発行済株式数50.91%を取得し、子会化すると発表。取得価額は概算で20.68億円。INEはユーザーと新電力のマッチングや獲得した会員へのクロスセルを中心に事業を展開しており、新電力切替の取次件数で業界最大規模のシェアを持つという。ポートのマーケティングノウハウを注入し、新規チャネル開発やシェア拡大などを図る。

<4371> CCT 8660 -1280大幅続落。東証が25日から信用取引に関する規制措置を強化し、売買の重しになるとして嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施している。規制強化に加え、12日に業績の上方修正を開示して以降、同社株は一時2倍以上も値上がりしたため、利益確定目的の売りも出たもよう。

<4381> ビープラッツ 1638 +132急反発。日本ユニシス<8056>と再販パートナー基本契約を締結すると発表。ビープラッツの主力製品であるサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」の販売で日本ユニシスと連携する。Bplatsはサブスクリプション型のサービスをオンライン販売から管理まで一気通貫で行えるサービス。日本ユニシスのサポート体制や営業力を活かし、サブスクリプションビジネスへの転換を図る事業者を支援する。

<6067> インパクト 3710 +60続伸。26年12月期の営業利益目標を60.00億円(21年12月期予想は16.00億円)とする中期経営計画を発表。基本方針・基本戦略として、店舗DBを活用した販促の効率化などで企業のESG経営・SDGsに貢献する「SDGs販促」推進を掲げている。また、デジタルサイネージのオンライン化(IoT化)で非販促領域でのDX需要を取り込むほか、M&A及び事業提携を検討するとしている。《YN》

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